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土砂降りの雨の中、中正紀念館によった。

時間つぶし。もう何度も来ている。
ここと國父紀念館は大陸から大量の観光客がくる。
どちらも無料で入れるし、國父のほうは、中国、台湾どちらにも
共通する孫文がいる。

台北駅地下街のフードコートでおしゃべり。
   
話が前後する。
ここまで、彼らに散々ごちそうになったので、
せめてもと、この店は私が代金を支払った。
このあと『林森北路 肥前屋』に移動し、食事をして
そこも私が支払ったのだが、その時に、両替の為に持参していた
一万円札がないことに気がつく。

翌日は彼らも帰国。午後六時頃に彼らとわかれ、私は
先ほどのフードコートに戻った。一万円札が混ざっていないかを聞くために。

フードコートに着いたのは、午後六時頃だったろうか。
仕事を終えて一休みしているサラリーマン、OLの人々でごった返していた。

聞くために会計の列に並んだ。五分ほどで私の番がまわってきた。
「忙しいところ、申し訳無い。先ほど、ここで支払った者だがその中に
日本のお札、一万円が入っていなかったでしょうか?」

レジの女の子、そう18,19ぐらいの女の子だろうか。
「私はつい先ほどから、勤務したんです…」
そう言いながら、彼女は一所懸命札束を調べてくれた。笑顔を絶やさずに。
「どんな色ですか?大きさは?」
それはそうだ。日常的にみるものではない。
「いや、なければ、良いです。一所懸命探してくれてありがとうございます。
迷惑かけました。ごめんなさい」
私は後ろに控えた人々にも、謝り立ち去ろうとした。
「いや、ちょっと待ってくださ~い!」
「いや本当にもう探さなくていいですよ」

この話をアメリカの友人にした。
一万円は見つからなかったが、それは私の勘違いの可能性もある。
なにより、あの忙しい中、私のためにお金を探してくれたことが嬉しかった。それも笑顔を絶やさずに。その姿は”一万円”の価値があった云々。

人は結果に対して評価を与えるのはもちろんだなのだが、多くは過程に感動するのだと思う。たとえ良い結果が生まれずとも、その姿勢、態度に感動を覚えるのだと。

齢を重ねるごとに、感動し、涙がでてくることが多くなるのは、その対象の心境、情況、苦労、困難が理解できるからである。

”苦労は買えるうちにまとめて買え”

なんの困難苦労なく育てられた人々が、人の気持ちを理解できないのは上記の理由による。



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