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自転車
景安に住んでいる時、一度だけ大きなゴキブリが部屋の外の廊下に出た。次の日、部屋に入ってくるのでは無いかと、薬局によって一番安い殺虫剤を買った。自宅に戻りゴミを廊下の先にあるゴミ箱を出そうとした時、そいつと出くわした。私は急いで部屋に「武器」を取りにもどり、一吹き。本当に一吹きだけである。一瞬のうちに死んだ。もしかしたら、人体にさえ影響のあるものが使われているのかもしれない。
花蓮は台北に比べ、朝夜が非常に涼しい。快適である。これならクーラーをそれほど使わなくても大丈夫だろう。
部屋に扇風機がある。昨夜、漂白剤で散々掃除したせいなのかは、わからないが、今朝までずっとくしゃみがとまらない。「ひょっとしたら」と思い、夜、扇風機を分解して、掃除をした。原因はこいつだった。前の部屋では除湿器の能力が高すぎて、直ぐに満水になる。一日に数回、水をこぼさなければならなく、「まるで除湿器の管理人だな」と感じていたが、どうやら今度は「部屋のクリーニングサービス」をやっているようである。房東はきれいになった事に気がつくだろうか。
話しは前後する。くしゃみのし通しでなかなか寝付けなく、起きたのは午前八時。同じフロアには学生達が暮らす部屋が四部屋。私の部屋は獨立套房なのだが他の形式に分組套房というのがある。そのほか雅房というものも。雅房は、台所、トイレ、シャワールームなど全てが共用の部屋。分組套房は一つの部屋に壁を入れて、その各部屋にトイレ、シャワールームがつくという。
話しがそれた。学生達が学校に行っている間に洗濯をしたい。屋上にある洗濯機置き場へ洗濯しに行く。屋上は気持ちの良い風が吹いている。
洗濯が終わり、花蓮市にある國泰銀行花蓮分行へ向かう。両替をするためだ。一番下の駐車場に、借りた自転車が止めてある。鍵を差し込む。非常に堅い。とういうかシリンダが壊れそうである。またがる前にタイヤを触ってみると、後ろの空気があまり入っていない。
「またもや出費だ」
『119』の店内に入り、空気入れを探す。無い。無い訳が無いと思うのだが、聞いて長引くと銀行がしまってしまう。すぐさま自転車に跨がり、一路、中華路を突き進む。
途中、『GAIANT』という自転車屋が見つかる。後で知ったのだが世界的なチェーン店舗だった。店内に置かれているのは、ママチャリや、ジャリチャリではなく、趣味で乗る自転車ばかり。
「空気入れがあったとしても高いだろうな」と思いつつ、店内に入り、価格を見てみると一番安い物で五〇〇元。買えない。
あきらめ、自転車の鍵を開けようと鍵穴に差し込んだところ、鍵が回らない。よく見てみたら鍵穴が割れている。
「いちいち、金のかかる部屋だ」
回らない物はしょうが無い。自転車用の最も安い鍵を一〇〇元で購入し、
「あのすみません。鍵が壊れていて乗れません。ワイヤーを切っていただけますか?それと空気を入れていただきたいのですが」と頼んでみた。
レジの品のある女性は
「解りました、いいですよ。自転車を持って来てください」と言った。こういう時は異性に頼んだ方が、話しが通りやすい。
作業員のお兄さんがワイヤーを切ってくれ、空気を入れてくれた。その後、各所に油を挿してくれ、ブレーキの調整までしてくれた。
「いくらですか? 」
「いいですよ、お金は要りません」
台湾に来てから甘えてばかりである。
戴記扁食
空気を入れてもらい、走りが軽快になった。海を背中にして、中山路と民國路の交差点を右に曲がり復興路をこえると國泰銀行がある。
係員に内容を伝え、番号札を発券してもらう。こういう時はして欲しいことを口で説明するより、明快に書いて渡したほうが理解してもらえやすい。外貨預金の口座にある日本円を台湾ドルで出金してもらい、半分は台湾ドルで別の通帳に入金してもらった。この小姐、忙しいからなのか、いらいらしている様子。私の後方にいたおばさんが何やらお願いした。すると小姐は駄目だと言う。おばさんは、
「どうしても今日中にお願いしたい」
「規則で無理です」
「なら規則を変えてよ」おばさんも食い下がる。
「何言っているの? 規則は変えられない。変えられないものをどうやって変えるの? 」
「パスポートを見せて」小姐に渡すとビザを探している。
「ビザを見せてください」
「無いですよ。今、九〇日以内は必要ないのです」
「なら何時入国したの? 」どこに行っても聞かれる。余程、解りづらいとこに押されているらしい。
「スタンプ無いのにどうやって入国したの? 」
そんなことが出来るなら私もしてみたいものだ。
とばっちりを受けながらも、両替は無事、終了した。円から台湾ドルなので、手数料がかかると思っていただが、両替する段階で既に手数料をとっているから必要ないようだ。
後でスタンプの位置を確認した。するとスタンプが多いので、係員が気を遣い、一杯押されている中、一つ分空いている場所に押してあった。
銀行を出たのが午後四時近く。
「今なら空いているだろう」
『戴記扁食』に向かう。花蓮で有名なワンタン屋だ。この店の前を通った時、房東に来たことがあると言ったら「ふ~ん」という返事だった。観光客向けの店なのだろうか。しかし美味い。
そういえば、房東が吉安黃昏市場を案内してくれた時、草餅の中に肉が入っている食べ物と、芋頭で出来ている食べ物を私に買ってくれた。申し訳ないが不味い。この房東、部屋にも手料理をつくっておいてくれたのだが、やはり美味くない。ごめんなさい。味の趣味が違います。
ワンタンを食べ、幸福に満ちあふれた思いで、ヘッドセットを買いに行く。悩みに悩んだヘッドセットだが、都合良く壊れた。買わねばならない。中正路にある光商大批發へ入る。価格をみると、やはり買いづらい金額だ。まして持って帰れない。荷物になる。結局は九九元の大陸製を買った。値段なりの造りになっている。これなら躊躇わず台湾に置いていける。
買い物を済ませ、教えてもらった『重慶路黑椒餡餅』に寄って二個買う。ひとつ一〇元。このお店、一日、二、三時間しか営業していないという。作っているお兄さんはとても人の良さそうな人である。美味い。
台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』
景安に住んでいる時、一度だけ大きなゴキブリが部屋の外の廊下に出た。次の日、部屋に入ってくるのでは無いかと、薬局によって一番安い殺虫剤を買った。自宅に戻りゴミを廊下の先にあるゴミ箱を出そうとした時、そいつと出くわした。私は急いで部屋に「武器」を取りにもどり、一吹き。本当に一吹きだけである。一瞬のうちに死んだ。もしかしたら、人体にさえ影響のあるものが使われているのかもしれない。
花蓮は台北に比べ、朝夜が非常に涼しい。快適である。これならクーラーをそれほど使わなくても大丈夫だろう。
部屋に扇風機がある。昨夜、漂白剤で散々掃除したせいなのかは、わからないが、今朝までずっとくしゃみがとまらない。「ひょっとしたら」と思い、夜、扇風機を分解して、掃除をした。原因はこいつだった。前の部屋では除湿器の能力が高すぎて、直ぐに満水になる。一日に数回、水をこぼさなければならなく、「まるで除湿器の管理人だな」と感じていたが、どうやら今度は「部屋のクリーニングサービス」をやっているようである。房東はきれいになった事に気がつくだろうか。
話しは前後する。くしゃみのし通しでなかなか寝付けなく、起きたのは午前八時。同じフロアには学生達が暮らす部屋が四部屋。私の部屋は獨立套房なのだが他の形式に分組套房というのがある。そのほか雅房というものも。雅房は、台所、トイレ、シャワールームなど全てが共用の部屋。分組套房は一つの部屋に壁を入れて、その各部屋にトイレ、シャワールームがつくという。
話しがそれた。学生達が学校に行っている間に洗濯をしたい。屋上にある洗濯機置き場へ洗濯しに行く。屋上は気持ちの良い風が吹いている。
洗濯が終わり、花蓮市にある國泰銀行花蓮分行へ向かう。両替をするためだ。一番下の駐車場に、借りた自転車が止めてある。鍵を差し込む。非常に堅い。とういうかシリンダが壊れそうである。またがる前にタイヤを触ってみると、後ろの空気があまり入っていない。
「またもや出費だ」
『119』の店内に入り、空気入れを探す。無い。無い訳が無いと思うのだが、聞いて長引くと銀行がしまってしまう。すぐさま自転車に跨がり、一路、中華路を突き進む。
途中、『GAIANT』という自転車屋が見つかる。後で知ったのだが世界的なチェーン店舗だった。店内に置かれているのは、ママチャリや、ジャリチャリではなく、趣味で乗る自転車ばかり。
「空気入れがあったとしても高いだろうな」と思いつつ、店内に入り、価格を見てみると一番安い物で五〇〇元。買えない。
あきらめ、自転車の鍵を開けようと鍵穴に差し込んだところ、鍵が回らない。よく見てみたら鍵穴が割れている。
「いちいち、金のかかる部屋だ」
回らない物はしょうが無い。自転車用の最も安い鍵を一〇〇元で購入し、
「あのすみません。鍵が壊れていて乗れません。ワイヤーを切っていただけますか?それと空気を入れていただきたいのですが」と頼んでみた。
レジの品のある女性は
「解りました、いいですよ。自転車を持って来てください」と言った。こういう時は異性に頼んだ方が、話しが通りやすい。
作業員のお兄さんがワイヤーを切ってくれ、空気を入れてくれた。その後、各所に油を挿してくれ、ブレーキの調整までしてくれた。
「いくらですか? 」
「いいですよ、お金は要りません」
台湾に来てから甘えてばかりである。
戴記扁食
空気を入れてもらい、走りが軽快になった。海を背中にして、中山路と民國路の交差点を右に曲がり復興路をこえると國泰銀行がある。
係員に内容を伝え、番号札を発券してもらう。こういう時はして欲しいことを口で説明するより、明快に書いて渡したほうが理解してもらえやすい。外貨預金の口座にある日本円を台湾ドルで出金してもらい、半分は台湾ドルで別の通帳に入金してもらった。この小姐、忙しいからなのか、いらいらしている様子。私の後方にいたおばさんが何やらお願いした。すると小姐は駄目だと言う。おばさんは、
「どうしても今日中にお願いしたい」
「規則で無理です」
「なら規則を変えてよ」おばさんも食い下がる。
「何言っているの? 規則は変えられない。変えられないものをどうやって変えるの? 」
「パスポートを見せて」小姐に渡すとビザを探している。
「ビザを見せてください」
「無いですよ。今、九〇日以内は必要ないのです」
「なら何時入国したの? 」どこに行っても聞かれる。余程、解りづらいとこに押されているらしい。
「スタンプ無いのにどうやって入国したの? 」
そんなことが出来るなら私もしてみたいものだ。
とばっちりを受けながらも、両替は無事、終了した。円から台湾ドルなので、手数料がかかると思っていただが、両替する段階で既に手数料をとっているから必要ないようだ。
後でスタンプの位置を確認した。するとスタンプが多いので、係員が気を遣い、一杯押されている中、一つ分空いている場所に押してあった。
銀行を出たのが午後四時近く。
「今なら空いているだろう」
『戴記扁食』に向かう。花蓮で有名なワンタン屋だ。この店の前を通った時、房東に来たことがあると言ったら「ふ~ん」という返事だった。観光客向けの店なのだろうか。しかし美味い。
そういえば、房東が吉安黃昏市場を案内してくれた時、草餅の中に肉が入っている食べ物と、芋頭で出来ている食べ物を私に買ってくれた。申し訳ないが不味い。この房東、部屋にも手料理をつくっておいてくれたのだが、やはり美味くない。ごめんなさい。味の趣味が違います。
ワンタンを食べ、幸福に満ちあふれた思いで、ヘッドセットを買いに行く。悩みに悩んだヘッドセットだが、都合良く壊れた。買わねばならない。中正路にある光商大批發へ入る。価格をみると、やはり買いづらい金額だ。まして持って帰れない。荷物になる。結局は九九元の大陸製を買った。値段なりの造りになっている。これなら躊躇わず台湾に置いていける。
買い物を済ませ、教えてもらった『重慶路黑椒餡餅』に寄って二個買う。ひとつ一〇元。このお店、一日、二、三時間しか営業していないという。作っているお兄さんはとても人の良さそうな人である。美味い。
台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』
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