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台北車站から列車で三十分のところに鶯歌という駅がある。陶磁器の街。街の壁至る所に壁画のようなものがある。以前、この地区の長“鎮長” が私腹を肥やすために、たくさん造られたと聞いた。
私見ではあるが、街は完全に観光地化されていて、昨日訪れた宜蘭などとは違う雰囲気。老舗がチェーン店化した感がある。そこかしこで売られている物も、当地で造られたものは少なく、大半は専門業者が造ったものであろう。日本で売られている陶器が、数倍の値段で陳列されていたのには驚いた。
陶芸家の作品も数多く売られている。良いなと思う物もそれなりにあるのだが“価格”が価値を推し量る尺度になっているかのように、どれも競って高い。
鶯歌では『焿之王』で肉燥麵、『彰鶯肉圓』で彰化肉圓をそれぞれ食べた。両店並んでいるだが、お互い隣の店のものを自店で食べさせてくれる。台湾だからなのだろうか。
龍山寺
帰りの列車に乗った。てっきり台北車站で降りると思っていたところ、
「萬華火車站で下車するからね」と言われた。
私は初めて聴く名の駅に
「いったい何があるのだろうか」と暫く考えた。
改札を抜け外に出ても何処なのかわからない。
「龍山寺って聴いたことがあるでしょ? 」
「おお、ここがそうなのか! 」
今回の台湾滞在中、行きたかった場所の一つがここ龍山寺。
康定路を捷運龍山寺站の方面へ北上する。和平西路と交わる交差点を渡り直ぐに左側に『元祖製菓』という看板が、掲げられている店がある。(元祖食品)そこを左手に折れ直ぐに小さな路地を右に入る。入って直ぐに左側、もっと小さな横道に『福州元祖胡椒餅』がある。
この道、かなり怪しい。周辺には站壁と呼ばれる娼婦がたくさんいる。常に壁際に立って客を待っていることから、こう呼ばれる。胡椒餅はうまい。かなり待つことになるのだが、待つ価値はある。
横浜関内周辺のような雰囲気で盛り上がっている十二號公園の横の道を北上し龍山寺へ。トイレの大きさから行って、祝祭日はかなりの人が訪れるのであろう。
廣州街夜市
今まで訪れた夜市とは違う。集まっている人種が違うし、売っている物も違う。また味付けも安っぽい味付け。商売は場所に合わせなくては駄目なのだと痛感する。偽物が数多く売られ、行き交う人々は娼婦のような人々、それを目的としている男達、それらを管理する人、一癖二癖あるような店主達が集まっている、そんな街だ。
どうも、落ち着かなく早々に退散する。明日はどこに行くのだろうか。
台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』
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