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松山站と中山站

  ジミーが基隆へ行こうと言う。私が台北火車站から列車に乗って、松山火車站でジミー達が乗車するという段取りだ。

「何時の何番の列車に乗ればいい?  」
「台北発十三時二十分 車次一〇五五自強號に乗ってくれ」
「あと四十分しかない。もしかしたら間に合わないよ。間に合わなかった電話する!  」

  私は急いで支度をして外に出た。駅まで急いで五分。捷運が直ぐにくれば十三分ほどで台北車站に着くが直ぐ来なかったら、まず間に合わない。

  駅に着いた。月台の上にある液晶モニタを見ると、次の列車が来るまであと四分二十秒かかると出ている。間違いなく間に合わない。

「ジミー、これは絶対に間に合わない。どうすればいい?  」
「なら松山站で待ち合わせよう」
「解った。中山站だね?  」
「そうだ、松山站だ」

  日本語にすれば程遠い発音なのだが、これが中国語の発音だと少しにている。捷運の中の会話で、お互い聞き間違えてしまった。中山站は捷運の駅。松山站は火車(列車)の駅。場所もかなり離れている。

  その時、未だ気がつかない私は捷運中山站の駅で下車し、改札の前でジミー達を待っていた。どうせ間に合わないのなら、士林にでも行くと思ったからだ。

電話がかかってきた。

「いま何処にいる?  」
「もう駅を出たところにいる。地下だ」
「わかった。地下だね。近くに何がある?  」
「國泰世華銀行の前に立っている」
「……」

  國泰銀行は捷運の駅構内にたくさんある。ここでジミー達も、少し変に思ったのだろう。私も地上に出てこいと言われ、何番出口だと聞いたら話しがまったくかみ合わないので

「ジミー、君たちは何処にいる?  」と聞いてみた。
「松山站だ」
「もしかして松山火車站なの?  」
「そうだ」
「ごめん、私は今、捷運中山站にいる……」

  三十分ぐらい待ったであろうか。ジミー達がこちらの駅まで迎えに来た。
「基隆はやめよう。何処に行きたい?  」
「なら大安區に行くか」
「ok」

大安區

  大安にはおしゃれな店がひしめき合っている。
  捷運國父紀念館で降り、最初に向かったのは『麻膳糖』。昨年開店した当初から、連日盛況らしい。私達はちょうど休憩時間に入ってしまったところに行ってしまい、食べられず。残念だ。

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  LATTEA 綠蓋茶館 忠孝店へ入って、次に行く店を決める。この店は若者ばかり。店は白を基調とした色使いで明るい。

ここでジミー達に誕生日プレゼントを渡された。Tシャツと携帯用の箸だ。数日間彼らと台灣小吃店を一緒に巡っている。その時彼らが使っていたのが、携帯用の箸。小さくするとわずか五センチほどの大きさになり、携帯電話などに結びつけられるようになっている。夜市でご飯を食べるとき大変便利。ずっと気になって何処に売っているか聞いたのだが、教えてくれない。
「それは、あなたが欲しいって言う前から、プレゼントする予定だったの。だから言わなかった。買いに行かれるとまずいからね」
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ヴィヴィはそう言っていた。誠品書店で売っている言っていた。

『壞嘴頭小吃店』で福州乾麵を食べた。客はゼロ。美味くない。ジミー達もそう言っていた。私もそう思う。あまりに不味かったものだからヴィヴィが

「もう一回、福州乾麵を食べよう」
と、『宜品福州幹拌麵』へ再度入店した。清潔感がある店内だ。幹拌麵小碗三〇元。先ほどの道と一本道を隔てただけだ。先ほどの店は同じ物が小碗三五元。先ほどの店に客が行く理由がない。

  この地区は多種多様な店が実に多い。価格は安くは無いのだが、客が入っている店と入っていない店がはっきりしている激戦地区。きっと店舗の賃貸料も高いはずだ。
  忠孝敦化站を右手に見ながら敦化南路を北へと歩いた。民生東路と交差するところを右へ。左側に『鬍鬚張魯肉飯』が見えるのでそこを左折。すると、左側に閑静な住宅が並んでいる。高級な店も多い。この住宅街で驚いたのが、細い道までゴミが落ちていないこと。緑も多い。洒落た外観が多いためか、アベックが店の入口で記念撮影しているのを数回見かけた。

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バスに乗って『三民路口麵線』へ

三民路口麵線』。一日三,四時間しか営業しないらしい。食べること自体が難しいという。メニューは牡蠣とソーセージ、イカ団子が入っている細い麺があるのみ。小碗四五元、大腕六五元。この時、私は既におなかが一杯。まして牡蠣が少し苦手。辣油を入れて食べてしまった。微妙な味がわからない。再度、来て食べ味を確かめよう。
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  食べられないと何度も念を押しているのに、最後だからと言って『綵肴客家小館』へ連れて行かれた。

松山區延壽街82-1號にある。ここは良かった。美味しい!乾麵を頼んだのだが、他店と麺が違う!味付けも良し!
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  台湾の小吃店は味が濃いところもある。きっと労働者向けなのだろう。私は濃い味が好きでは無い。一回二回なら大丈夫なのだが、何度も食べているうちに、皆、同じ味に思えてくる。ここは違う。お薦めだ。

台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

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