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さてさて、今まで紹介仕切れていない画像を少し掲載します。

階段がないと入れない入口。防犯の為なのでしょう
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捷運站の構内にある國泰銀行。振り込み、入金が
出来るのはこのように囲われているところだけのようです。
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吉安の檳榔小姐 ナイトバージョン
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日傘バージョン
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サングラスバージョン
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西瓜大王。たしかにショーケースみるとそんな感じ。
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

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久々に見たブルース・リー

  午後に外出。バイクを返しに行った。交通量が多い通りをなるべく避けて、東林機車までたどり着く。あと三時間ぐらい借りていられる時間が残っていたが、縛られるのが嫌なのでさっさと返却。自転車で細かく走って良さそうな食べ物屋を探そう。

こっちが本物の『炸蛋蔥油餅』みたいです
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んで、こっちがすぐ近くにある『炸彈蔥油餅』
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ちゃんとこうやって書いてある
http://blog.xuite.net/citrate0527/blog/19170613より
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こんなのが店頭にいます……入れるかっつーの!!!!
※上の店とは違いますよ。
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  ところが、これが なかなかない。まぁよく考えてみれば、日本だって店がずらりと並んでいるところでも自分の口に合うところは少ないのだから、似たような現象だ。こうしてみると、やはり台北の方が、粒ぞろいかもしれない。値段に店の賃料が反映されているけれど。
  花蓮高農の前に路、建國路を中央路に向かって進んでいると自強路にぶつかった。そこを左折して和平路との交差点右側に屋台群を発見。

「これが自強夜市なのだろうか」
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   店の多くは開店前。さらにこぎ続けたら、中華路にある踏切の所にでた。今更、花蓮市内まで戻って食事は嫌なので中華路にあるチェーン店『八方雲集』で食事。台北景安に住んでいる時に、客が多くて入れなかった店だ。中には学生達が一組。試しに玉米濃湯と招聘鍋貼,韭菜鍋貼,招聘水餃と頼んでみた。残れば持ち帰れば良い。
  コーンスープは、なかなかいける。あとは普通。焼き手にも因るだろう。ブルース・リーの猛龍過江(ドラゴンへの道)を久々に観た。ブルース・リーの笑顔がいい。

玉米濃湯25元
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』




台湾で一ヶ月が経過

  台湾にきてから一ヶ月が過ぎた。今後の事を考えると多少不安はある。しかし、これまで四十二年間、毎日無駄の無いように生きてきた。またこのような機会も、そうそうあるわけが無い。とりあえず、あと二ヶ月、楽に生きよう。悔いの無いように。
  今日は花蓮まで戻る。ホテルを七時半に出発。なるべく正午前に武嶺にたどり着きたい。雲がない光景を見てみたい。
  一四号線を登っていく。埔里市内から一四号線へ入る地点から、約十三キロ進んだ所にある新內山加油站で給油(朝六時から営業していると言っていた)清境農場も寄ってみたかったが、未だ開演していなかった。

六時から給油しているといっていた新內山加油站

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上のスタンド以外に、あと二カ所ある。
霧社の所とその上にあるところ。
但し最後のところは営業しているのかどうかわかりません。
写真はとってきました。下の画像がそうです。
営業している感じですね。

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コンビニは下の画像地点とその先の清境農場の所にあります。
その後は天祥まではこれといった店がないです。
※梨山の分岐点にありますが味はどうでしょうね。
見晴花園山莊という看板の前にあるセブンイレブン。
先ほど一番最後だと言ったスタンドの手前です。(10分くらい)
GPSのデータが壊れてしまったので正確な場所がわかりません。

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高度差二八〇〇メートルを五十キロ前後の道のりで登っていく。来る時には長く感じた道だったが、武嶺まで二時間かからずに着いてしまった。写真を撮っていなければもっと速かっただろう。
帰りも二度、交通規制に引っかかった。GPSのデータが無くなってしまったので、詳しい地点はわからないが、埔里から向かってきて嵩山隧道を過ぎたあたりと、天祥の手前である。合計四十分待たされた。

霧社にあったお店。お土産をかう。少し日本語話せました。

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盗撮♪
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道があるのわかりますか??
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ちょっと危険なトンネル嵩山隧道
真っ暗で車一台分ぐらいしか幅がありません。
(トンネル内に二カ所ぐらい、対向車を交わす場所があったと思う)

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交通規制で待たされています。
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トンネル
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八号線の交通事情

  自分が走ったことのある所だけの感想である。全ての台湾に当てはまるかどうか解らないが雑感を少し書こう。
  街中で左折優先になってしまうのは前にも話した。だから、自分が左折する時もそのつもりで突っ込んでいった方が交通の波に乗れるような気がする。二段階右折しなければならないところは、待つところがあるので、それもわかりやすいと思う(というより二段階右折したくなるところに、待つ場所がある)
  一般道にはバイクと自転車の優先レーンが右側にある。その左側に走っている車が右折の時が恐い。乗用車なら車間を開けていれば、まだ大丈夫なのだが、トラックが猛スピードで追い抜いてきて右側に曲がる時は叫びたくなる。
  乗用車も基本的に車間距離をとらない人が多い。落ち着いた高級車に乗っている人々は、気持ちに余裕があるのか、おとなしい運転をするのだが、マッドマックス(古いな~)に出てくるような車に乗っている人々は、レースさながらの運転だ。車間距離をとるという概念は無く、「命とったろか!  」という感じ。
  山道等の道が細く、曲がりくねっている路は非常にやばい。危険を感じることが頻繁にある。中央線はあって無いようなものである。対向車はお構いなしではみ出してくる。乗用車の後ろを走って運転を見ていると、ライン取りがめちゃくちゃ。カーブ外側にいけるところまで直線に進んで行き、そこで減速、方向を変えて出口を見ながら進んで行けば良いのに、彼らのライン取りは「内、ライン越え、ライン越え」速度も「スローイン・ファーストアウト」ではなく「ファーストイン・ファーストアウト・制御不能」という様子。昔、ヤビツ峠や道志村などを走った時は、対向車線の車に迷惑にならないよう、左側の白線を踏みながら走ったものである。(当然、歩行者には気をつけながら)
  また台湾はカーブに逆バンクが多い気がする。普通の明るい路なら、路面の荒れ具合を見ながら走っているので、平気なのだが、真っ暗なトンネル内のカーブでこれだと正直、びびる。暗いのではっとした瞬間、外側を見てしまうと、バイクは放り出される勢いで膨らんでしまうのだ。
  それと信号。一般道の直線なら、気にせず、先に行かせばいいのだが、路が細いところだと、追い越させるのに手間取る。後ろが続いているからだ。信号が青になると、一般的な運転手は狂ったように前に出たがる。スリップストリームに入るように接近してきて、映画『激突』に出てくる場面となるのだ。これが山道だと、あおられまくり状態に。きっと彼らは、走っているうちに、どんどんアドレナリンが分泌され、赤い布を見た牛状態と化してしまうのだろう。
  もうひとつ。追い越し方がまったく理解できない。直線で抜くのなら、まだ解る。しかし一般的な彼らは先の見えないカーブで追い越しをかける。前の車が意地をはると、チキンレース状態だ。何が楽しくてああなるのか、さっぱりわからん。あれでは事故も起こる。

  帰りは七星潭を通って帰って来た。ほのぼのとしていて、良い雰囲気だ。来週は玉山の近くを走る一八号線と二一号線を走波したい。

花蓮の飛行場近くで見かけた墓地

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こっそり撮影
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ちょっと泣きそうな鯨
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花蓮漁港
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そこにあるお店
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帰りにご飯を食べたところ。國香園素食
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注文しすぎ。咖哩飯55元幹米粉35元
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夏なのでサングラスをかけていました^^
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以前の写真
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』
日月潭

  日月潭。ガイドブックで見たものの、それほど見所があるようには思えなかった。周囲も四〇キロ程である。ガイドブックにのる地図には縮尺が書いていない。ホテルのフロントの男性に、

「ここから日月潭までどのくらい時間がかかりますか?   」と聞いた。
「何で行いきますか?  」
「バイクで行きます」
「バイクなら三〇分で着くよ」

ホテルを朝七時に出た。天気は快晴。
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お墓。気持ちよさそう。
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  昨日の雨の降り方を見ていると、今日も午後になると雨が降るだろう。道を頭にたたき入れ出発。男性が言ったとおり、三十分程で日月潭に到着。ガイドブックには偏った情報しか掲載されておらず、役に立たない。やはり安物買いは銭を無駄にする。道路脇にある案内標識と看板だけを頼りに湖外周道路を走行。眼について容易に行けるところだけ見学。しかし、埔里に着いてから、色々調べようとしていたので、見学していても全くピンと来ない。

21号線を進んできた時にぶつかるところ。ここが日月潭
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右側通行なので左に曲がりました。
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土産屋。えっわかるって?
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意味が分かる人は教えて下さい↓
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文武廟
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ロープウェイ乗り場。日月潭もうかってまんな!
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台湾名物、黒いナマケモノ
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  伊達邵に着いた。土産屋やホテルが多くあるところ。偶にはホテルで食べようかと思ったが、すごく高く断念。いつも五〇元の麺を食べている物には踏み込めない価格であった。
  飯も食べなきゃ、土産も買わない者にとって、観光地ですることは少ない。
ましてタダで見学できて、おもろい場所がわからない。

伊達邵
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店番けん♪
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慈恩塔への入口。もちろんここまで。
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玄光寺.ここは階段が少ないと書いてあったので登った。
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本当に天気が良い。
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光と影<(_ _)>
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なんだったか忘れた。でもやはりもうかってまんな!てな感じ!
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水は綺麗です。
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  もと入ってきた二一号線に戻り、埔里へ向かう。まだ時間はある。
「もう一度来ればいい。次は霧社へ行こう」

霧社

  霧社事件について、埔里にくる前に少しだけ読んだ。詳細は皆が調べれば済むことなので割愛するが、埔里より手前にあったはずなのに、場所が解らなかった。途中までは標識に書かれていたので、
「もうそろそろなんだろうな」とバイクを走らせていると突然、標識が消えた。その時は眠気
と雨が降りそうだったので、探さなかった。
埔里市内を通り過ぎ、一四号線を進んで行く。一度通った場所なのでペースは自然と上がる。

Hakoune Onsen
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碧湖の脇を走る、奧萬大國家森林遊樂區につながる道の入り口に案内板を発見。その中に霧社があった。

ちょっと解りづらいが、右一番奥を進んで行くと大安路。
碧湖と奧萬大つながる路。左に行けば霧社。
ここを曲がって直ぐにスタンド有り。
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ただスタンドで給油する人多し。
やはり下の新內山加油站がいいかも

新內山加油站
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案内板その一
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案内板その二 あきらかに縮尺があっていない。
だいいち、奧萬大、書いてあるほど単調なみちではありません。
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「なんだ、あそこがそうだったのか」
その案内板から一キロと離れていない道の両脇に商店、コンビニ、食堂が並んでいる場所があったのを覚えている。消防署もあったような気がした。
  ひとまず、そこを通り過ぎ春陽溫泉などがある一四号線を入って行くことにした。景色はそれなりにいいのだろうが、なにせ、武嶺の絶景を目にしてしまっているので、普通の山の景色にしか見えない。ずっと奥まで進んでいくと榮華という場所に廬山溫泉郷がある。ホテルが五軒以上はあっただろう。水着をもってくるのを忘れたし、雨が降る前に市内に戻りたい。バイクで見学だけして戻る。そういえば、ここで台湾に来て初めて客引きにあった。バイクに乗ってキョロキョロしていると、座っていた男性が急に立ち上がり
「温泉にいかないか」
といってパンフレットを差し出した。
「いや、見ているだけだ、ありがとう」というと男の形相が殴りかからんばかりに変化した。相手にしている暇は無い。さっさと先を急ぐ。
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  先ほどの繁華街まで戻って昼食。『丫哥哥』と言う店に入る。この店、傾斜地に作られているらしく、奥に進むとテーブルの者が自然に移動してしまうほど傾いている。日に焼けきった屈強な男達が食事を終え、退店するところだ。
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香菇湯麵70元蛋炒飯60元。注文しすぎです。
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とにかく野菜が食べたい。こちらに来てから餃子,扁食,小籠包と食事は肉ばかり。魚類も好きではないから、注文するとどうしても偏ってしまう。おまけに高い店に行かないので、メニューは大体同じ。
  店頭に椎茸が置いてある。美味そうだ。香菇湯麵70元蛋炒飯60元を注文。量が解らないし、「後は?  」と聞かれると、つい追加してしまう。
  味はまあまあ。空腹という調味料が一役賀っているので、美味く感じてしまうのかもしれない。この店のお姉さん、一人で手際よく調理しているのだが、手際が見事。働いている女性とはかっこいい。実際、この女性、とても美人。怒られそうなので写真を撮れなかったのが正面の写真を撮れなかったのが残念である。
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奧萬大國家森林遊樂區

  先ほどの案内看板まで戻り、奧萬大につながる道を入ってみた。道はやはり退屈極まりない。ただ、山道を走ることに楽しみを感じるのなら、それなりに満足はできる。一〇キロ進み、親愛國小萬大分校を過ぎると道が二股になる。そこを左折すると奧萬大國家森林遊樂區がある。この道、崖は崩れている、大きな水たまりがある、砂利だらけの箇所があるなど、整備された道とはいえない状況が続く。
  乗用車が、不安げに走行していたので追い抜いた。二股から更に一〇キロ進んだ所に奧萬大國家森林遊樂區があった。立派なゲートが有り、何か書いてある。よく見ると入場料が撮られるようだ。祝祭日が二〇〇元、平日が一五〇元となっている。(ネットで調べると半票が一〇〇元となっている。半日券の事なのだろうか)冗談じゃ無い、こんなところでそんな金は払えない。Uターンして戻ろうとすると、“不安げな車”もUターンして戻って行った。それも猛スピードで。
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むちゃくちゃ来る路に看板があったにもかかわらず、しまっていたお店。
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冗談に見えない看板
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この写真を撮るために小一時間走ってしまった。
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蘇媽媽湯圓

  雨が降りそうなのでホテルへ戻り昼寝。事実、埔里市内への入り口でジャカジャカ降ってきた。雨があまりにも多い。近くの文具店で雨具を購入。一五元。
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  夜、街中へ出かけた。何も解らないのでせめて、街中でも走り回ろうと思ったのだ。町はそれほど大きくなく、また道も単純でわかりやすい。

埔里の黄昏時
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  渦巻くように走り、次第にその輪を広げていった。一軒、手際の良い女性達が、次々と客をこなしている店を見つけた。店内も綺麗だし、客層も良い。あまりに混んでいたので、一度は写真だけ撮り、通り過ぎたのだが、並んでも食べる価値ありと直感的に判断し、戻る。扁食湯30元と肉燥乾麵30元を注文。この店はあたりだ。美味い!やはりニンニクが効いている。そして安い!個人的な感想としては戴記扁食と並ぶぐらい美味い!こちらのワンタンのミッコ(中身)が少ないのだが、下味がちゃんとついているし、何より食べやすい大きさ。肉燥乾麵の麺がまたシコシコしているのに歯切れが良い。もう一碗食べたかったのだが、混んでいるのであきらめる。もう一度必ず来ると決心する。
『蘇媽媽湯圓』
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  ホテルに戻り、香港映画を観た。エリック・ツァン、アンソニー・ウォンが出ていた。題名はわからない。早く寝ないと明日の運転に差し支えると思いながらも最後まで見てしまった。

おまけ

天一大飯店は一所懸命改装していました。
価格がかわるかもしれませんね。
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GPSデータ
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

太魯閣の奥に本当の魅力あり

   六時半、部屋を出る。南濱公園から海岸線を通り、以前泊まった洄瀾客棧の前を通る。ホテルの立地は不便であるが、改めて景色の良い場所にあるものだと感じた。
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前回の様子は
こちら
 特にホテルから七星潭へ向かう道の朝焼けは最高である。そのまま道なりに進み七星潭風景區方面へ。台湾は本当に釣りをしている人が多い。釣りをしているのを観ると、なんだか心が落ち着く。
  花蓮飛行場の横の道を進む。写真を撮りたくてしょうがない。九号線に入り、一路太魯閣を目指す。この太魯閣へ続く道、麻糬の店がやたらとある。どの店もおじさんが手招きしている絵か写真の看板が設置されている。それほど売れるのだろうか?  見た感じでは客がいる気配はないのだが……

  太魯閣の入口の門まで来た。大型バイクのライダー五人が東西橫貫公路牌樓の下で記念撮影をしている。
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ライダーの格好、装備を見ていると日本となんら変わらない。
  平日のせいか、観光バス、観光客ともに少ない。時間が早いせいもあるだろう。
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天祥に着いたのは八時半。東西橫貫公路牌樓から約三〇分でたどり着く。大型バイクならあっという間だろう。この日、天祥から先は通行規制されていた。

通行開始をまつ人々
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 きちんとした看板があったので、ひょっとしたら前回普通に通れたのは祝日だったからかもしれない。三十分待たされた。
  天祥から先が非常に長い道のりだった。距離的にはたいした事ないのだが、台湾公道の中で、標高が一番高い武嶺が途中にある。標高は三二七五メートル。それを海の直ぐ近くから登り、また埔里まで(埔里市內の標高は約四六〇メートル)
  山の頂上付近ではスクーターが思ったように走らない。きっと空気が薄くなっている為。豁然亭があるところから俄然景色が良くなっていく。

豁然亭
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見事な光景だ。天気にも恵まれた。詳しい地名は知らないが、グーグルマップにある翠綠神木というところを五キロ程進んだ場所で、喜んで写真をとっている最中、近くにいた夫婦の観光客に話しかけられた。
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「花蓮からきたのかい?  」
「はい。これから埔里まで行きます。あそこに見える山、綺麗ですね」
「埔里に向かうなら君もあそこを通るよ」
「そうなんですか!おー楽しみだ!」
「一人で来たのかい?  すごいな~」
「この先にスタンドはありますか?  」
「ああ、ここから二キロ先ぐらいにあるよ」
「ありがとうございます。再見!  」

  スタンドは八キロの先にあった。關原という所にスタンドがある。

關原の加油站。花蓮市内に比べ無鉛95が0.1元高い
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上の写真を過ぎると下の写真の分岐点に出る。
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写真には写っていないが、この右側に八号線、梨山方面の道がある。
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このスタンドの手前五キロぐらいが少し下りになる。といっても高度二二〇〇メートル以上の世界での一〇〇メートルである。この後一〇キロの間に一〇〇〇メートルを登っていく。スクーターが速く走るわけが無い。
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  合歡山管理站のある場所から少し言ったところには、道端にたくさんの車が停車し、多くの観光客に出くわした。天祥までの景色もよいが、絶景を見たいのならここまで来るべきだと思う。観光バス若しくはタクシーのチャーターでも来られるだろうが、やはりバイクをお薦めする。視界全体に広がる木々、雲、山々は車内から見たものとは異なる。

合歡山管理站
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行きの時は正午近く。雲が立ちこめていた。
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武嶺
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  ここから先、埔里まではどこからやってくるのか解らないが、キャベツトラックがたくさん下って行く。それも埔里に向かった日は、武嶺付近に濃い霧が出ていて、一〇メートル先も見えない状態。また道も細く逃げ場が無い。霧が晴れるまで、車間が空くと急いで前の車に追いつき、ゆっくりついて行く事の繰り返しだった。
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人が歩いているの解りますかね。
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キャベツトラック(写真は埔里から戻って来る時の物です)
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  武嶺から霧社まではあっという間だ。霧社から埔里市内までも一時間はかからない。
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碧湖
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清境農場
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埔里市内へ行くには下の写真の二股を左側に進みます。
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月貸しもやっている『東峰大旅社』
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  調べておいたホテルを何軒かまわって、ネット接続出来るところを探そうと思ったのだが、空が暗くなってきたので、天一大飯店に入り、一泊一〇〇〇元でチェックイン。

天一大飯店の泊まった部屋
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  何泊になるか解らなかったので小さなスーツケースをステップに載っけて持ってきた。中身は衣服、パソコン、貴重品。なんとなく部屋にそのまま置いてくるのが嫌だった。それを部屋に置き、再び外出。近くをうろつき、店員が良さそうな所に入った。店の名は『老闆餃子館』。適当に頼み食べ終わると、雨が激しく降ってきた。とてもバイクに乗れる状況では無い。何もしないで座っていると気まずいのでジュースを購入。何とはなしにテレビのニュースを見つめる。最近、台湾では少年の非行化が加速している様子。あらゆる場所で少年犯罪が起こっている。確かに、花蓮でも羅東でも、落ち着きの無い少年達をよく見かける。台北でジェームスの友人達と飲んでいる時、その中の一人がこう言っていた。
「日本の若者も我慢が足らず、苦労を知らず、自分の程度さえも解らないのが増えているというが、ここ台湾も一緒。勉強はせず、努力などしたいとは思わず、楽してお金を手に入れる手段だけを夢見ている」
  店内には私一人。居た堪れなくなり店の外にでようとすると
「この雨の中、どうやってスクーターに乗るの?  うちは休憩時間ないから中で止むまで座っていれば良い。三十分もすれば止むだろうから」と、店員の一人が言ってくれた。
  暫く座ってテレビを見ていると、空が明るくなりだし、雨足が弱まってきた。ホテルまではバイクで五分もかからない。
「そろそろ行きます。ありがとうございます」
「左曲がって直ぐの所に合羽が売っているから買ったらいいよ」
「いや、ホテルが近いので。それより本屋さんはこの近くにありますか?  」
  店員に本屋の位置を聞き、店を出た。感じの良い店だった。

老闆餃子館
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肉燥飯
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榨菜肉絲麵
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韭菜水餃と高麗菜水餃
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  言われた場所に行ったのだが、見つからず。(後日通った時に発見した)また雨がジャバジャバと降り出したので、急いでホテルへ戻る。するとホテルの直ぐ近くに文具屋があった。ネットにつなげられないのでガイドブックを購入。ホテルに戻り、明日巡るコースを考えることにした。
  外は土砂降り。出かけられないし、出かけたくない。コースはあっという間に決定し、時間をもてあます。ホテルは改装間近なのか、瓦礫と新しい家具がフロント近くにたくさん置かれていた。今月二十八日、大陸のから自由旅行の客が解禁される。(北京,上海,廈門のみ)それに間に合わせるように急いでいるのだろうか。
  暇なのでテレビをつけた。ニュースは相変わらす、残酷なニュースばかり放映している。(日本も同じであるが)先日、台中でバスが燃やされた。詐欺団の報復とだと言っていた。

おまけ

夜お腹が空いて食べに行った。ホテル周辺にはぜ~~~んぜん人がいない。
やっている店も少し。『四海游龍』と言うところで食事。耐えられる味。
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m-241のGPSデータ
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』



価値観

  こちら(台湾)の価値観で考え出すと、一〇〇元の違いが大きく感じるようになる。明日から日月潭に行こうと考えているのだが、何処に泊まろうか悩んでいる。
  三泊して一日二〇〇〇元使ったとすれば、六〇〇〇元。それにバイクのレンタル代、ガソリン代、そのほか雑費を足すと、八〇〇〇元ぐらいになる。そして今、借りている部屋が一ヶ月八〇〇〇元である。どう考えても贅沢しているような気がする。日本円で考えれば、飲みに行くより余程ましな金の使い方なのだが。

レンタル料をまけてもらう

  あれやこれやと考えていてもしょうがない。午後、少し涼しくなってから、東林機車に向かった。借りてしまえば後戻りできまい。
  老闆が外にいたので、声をかけた。
「お。また借りたいのか?  」
  覚えていてくれた。すかさず
「四日借りたい。一三〇〇元で駄目か?  」と聞くと
「一二〇〇元でオーケーだ」と言ってくれた。
  必要な書類に書き込み終えると、ヘルメットを選べと言われる。あまり合うのが無いので悩んでいると、綺麗な女の子が新しいヘルメットを後ろから渡してくれた。
  気さくなお兄さんが
「こんど日本語教えてね」と言いながらバイクの説明をしてくれた。きっと老闆の息子だろう。良いバイク屋さんに縁があったものだ。やはりネットは便利。
  前回借りたスクーターが良かったのだが、今回は違うものになってしまった。シート下のスペースがやや狭い。ガソリンを満タンにした時も、若干タンクが小さいような気がした。しかし一二五ccを一日三〇〇元で借りられたのだから、文句は言うまい。

※あとで気がついたのだが、もしかしたら、借りたバイク、一日三五〇元のバイクかもしれない。タイヤの山があってエンジン調子よければ、それでOKですがね。

隣の子

  隣の学生は宜蘭の出身。前にも話した。彼は毎週末、台北か宜蘭に友達に会いに行っている。スクーターを駐車場に止めていると、ちょうど彼が帰ってきた。
  「晚安!  」
  隣人だ。気まずくなると面倒。声をかけた。前回の事を少しは気にしているらしく、一所懸命言葉を選びながら話している。思ったよりは良い子なのかもしれない。
「あとで友達がくるから、一緒に話さないか?  」
  ここで断れる訳がないので、承諾。後で彼の部屋へ行くと言った。
  暫くして、友達が隣の部屋のドアを叩く音がした。私もそれに続き隣の部屋へ訪問した。
  この友達、名を威誠という。聞けば、お母さんは川崎にいるという。日本にも短期で留学したことがあると言っていた。おじいさん、おばあさんも日本語の教育を受けている。なかなか頭が良い子で、一時間ぐらいは話しただろうか。ひらがな、カタカナが書ける。日本語を聞く分には問題ないようだ。
  威誠は先に出て行った。あとでまた戻ってくると言う。暫く隣の子と話す。頭の傷は、病気で切り開いたという。生い立ちを聞いたのだが、恵まれない境遇で育ったらしい。苦労したとは言っていないが、話しに登場する友達が、あまり良い種の人間ではない。簡単にいえば悪さを自慢するような話だ。この手の話題、日本でもあまり好きではない。早めに辞したかったが、本人未だ十六歳、一所懸命、自分にとって得意な話しをしているかと思うと、少々気が引けた。キリの良いところまで聞いて部屋に戻った。     
考えたほど悪い子でもなさそうだ。まぁあくまでも想像よりと言うことだが。彼の観てきた世界が偏っているだけの話。
  明日から日月潭に滞在する。毎日、実に刺激がある。そして反省の連続である。


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当たっている……ちなみ12位です。
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』


  わたしが借りている部屋は吉安黃昏市場のすぐ近く。台湾は何処にいってもそうなのだろうが、ここ吉安はやたらに犬が多い。飼われているのは半数ぐらいだろうか。少し路地に入ると犬が必ずと言っていいほど飛び出してきて、吠えまくる。夜など真っ黒い犬が急に飛び出してくるので、何度もぶつかりそうになった。
  部屋は五階にあり、その上、屋上が洗濯機置き場になっている。先日、玉里に行って帰って来た日、シャワーを浴び、服を着替え屋上に洗濯をしに登った。階段から外へ出て洗濯機まで十メートルぐらいだろうか。歩いていると、黒い影が猛スピードで走り寄って来て、背後で停まった。振り向くと、大きな大きな犬が一匹そこにいた。
「な、なんなんだ、こいつは!  」
慌てず、次第に眼をそらし、知らぬふりを決め込むと、屋上にある池に入り水浴びを始めた。駈け出すと犬が追いかけてくるので、ゆっくりと階段降り口に向かう。だんだん犬が寄ってきているのが、犬の息づかいで分かる。
「よし、逃げるぞ!  」
  降り口より少し離れた所から、勢いよく駈け出した。階段を駆け下り踊り場で振り向くと、犬が階段降り口まで追いかけてきていた。犬はなかなか階段を下りられない。
  洗濯が終わる頃、洗い終えた服を取りに上がると、犬がまだそこにいる。外は真っ暗だ。気味が悪い。大体にして、なんで犬がこんな所にいるのかが全くわからない。日本でもあり得ることなのだろうか。もしかしたら日本の保健所はものすごく優秀なのかもしれない。
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お願いだから守ってください
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無い物ねだり

  今は自由でやりたいことができるはずなのだが、時折つまらなく感じる。あんなに欲しかった自分の時間も、やりたいことがありすぎて、何から手をつけて良いのか悩む。結局、その段取りを考えていることが苦痛になる。考えなければ済むことなのだが、性分なのだろうか、なかなか出来ない。以前は段取りが楽しかったのに、もう厭きてしまったのかもしれない。何をやるにしても厭きるのが、早すぎる。困ったものだ。よくも同じ仕事を二十三年続けられたと思う。天職だったのだろう。
  結局、人間、無い物ねだりなのかもしれない。自由が無い時は自由を欲しがるが、ひとたび、自由を手にしてしまえば、拘束されていたことに懐かしささえ覚え始める。子供の頃、毎日食べさせられ嫌いだった物が、大人になると、何となく懐かしくもなる。人嫌いだったはずなのに、いざ一人になってみれば、いろいろな顔が思い浮かんでくる。実に身勝手である。
 
  器用に行きようと思うあまり、事物を注意深く見過ぎてくたびれる。では、反対にいいかげんに事を進められるかというと、それができない。バランス良く活きていくためにも、多少は考えなければならないのだから、実にややこしい。
  二晩続けて映画を観た。黒澤明の『生きる』と『火垂るの墓』だ。映画の内容が、この文章をかかせたのだろうか。よくわからない。


台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

地震

今朝、地震で目が覚めた。地震がここまで追いかけてくるとは。聯合新聞網によれば、今朝九時二十五分に花蓮南方四八・六キロの外洋、震源の深さ二八キロ、マグニチュードは五・二と発表されている。花蓮の南方四八キロって真南なら陸地に近いと思うのだが。私の住んでいる吉安から南へ三〇キロほどの所に磯崎という場所がある。そこで震度四だったという。ここもかなり揺れた。もっとも心配したところで、どうにかなることではないけれど。

昼寝

  完全にだらけっぱなし。暑い。本日台湾の最高気温は三八・八度。焦げそうである。隣人が学校から帰ってくるまで昼寝。寝ている間も小さな揺れが何回かあったような気がする。
  午後七時頃、隣人に気づかれないように、そっとドアを開ける。廊下が真っ暗だ。今日は金曜日、学生達は夜市に行った様子。安心して、階段を下りる。中華路と花蓮市中山路との交差点にパナソニックの看板がある。そこに時間と気温が表示されるのだが三二度となっていた。いつもの『十一街碳烤』で食事。暑すぎだ、何もする気にならない。
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『液香扁食』早々と閉店
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夜の中華路
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

腹が立つ

  今日は一日中家にいた。昨日までのツーリングの疲れもあるが、日記を書かないと追いつかなくなってしまう。それに来週予定している日月潭の予定も計画したい。朝からずっとパソコンに向かって打ち込んでいた。外は暑いし出たくない。うち疲れるとベッドでごろ寝。優雅なものだ。午後六時をまわっても外は未だ明るい。

「もう少し涼しくなってから、花蓮市內にご飯を食べに行こう」

  花蓮市內にある食べ物屋を調べてみた。ただ肉の塊があまり好きではないので、行く店が限られてしまう。『十一街碳烤』の近くに牛肉麵屋を見つけた、確かに先日前を通った時、客がならんでいた。外観から来る印象が、なんとも「軽そう」だったので入らなかった。
  すると、ドアをたたく音がした。正確に言うと、入口は二重の扉になっていて、表側が網戸、内側が普通の扉になっている。その網戸を何度も叩いている。

「さては隣の学生だな」一瞬にしてわかった。

  数日前、屋上の共同洗濯機置き場で隣の部屋に住む学生とあった。宜蘭出身だと言っていた。高校生とのことだが、身体が大きく、二十歳ぐらいに見える。頭に切開した傷跡があった。彼はタバコを吸いながら
「これ日本のタバコだ。美味いよ。吸うか?  」と言う。もちろんお断りだ。彼は続けて
「今度、友達と一緒に部屋に行っても良いか?  」と私に聞いた。
「ああ、時間がある時ならいい」と答えた。
  以前からそうなのだが、突然来られるのが、一番腹が立つ。良く知っている仲なら大歓迎だが、それほど親しくないのに、約束も無しに来訪する人が少なくない。それほど暇では無いし、暇人に見られたくない。
  暫く無視していると、電話が急になった。番号を見たが見覚えの無い番号だ。何回もかかってくる。
すると今度は短訊(SMS)が来た。「隣の学生だが、ドアを開けてくれないか」と。
もう一度電話がかかってきたので、仕方なくでた。
「こんばんは。誰?  」
「隣の学生です。ドアを開けてくれませんか?  」
「今日は駄目、仕事中だから」
「なら外に出てきてくれませんか?  」
「だから今日は駄目です」
「そうですか……」
「ねぇ、なぜ私の電話番号を知っているんだ?  」私は聞いた。
「房東から聞いた」
「あっそう……」

  電話を切った。何故、人の電話番号を勝手に教えられるのか理解が出来ない。大家だから文句もいえない。長く滞在するのなら言わなければいけないが、短い間だ。しかし、これで外出不能になった。忙しいと言っているのだから、出かけるわけには行くまい。
  彼が寝静まる十一時近くになって出かけた。もう市内まで行く気力は無い。吉安黃昏市場で食事を済ませようと思ったが、ここも大して美味くない。中華路をあてもなくこぎ始めた時、左側に連日、お客で賑わっている店があるのを思い出した。ものすごくローカルな雰囲気の漂う店。入りづらい。
  意を決して、注文したのはいつもの陽春麵三十五元と魯肉飯二十五元。我ながら進歩が無い。客は個性だらけの者ばかりだったが、店員は意外に良さそうな人だった。味もなかなか。客がいると言うことはそれなりに理由がある。
  帰り道、本意では無いがセブンイレブンによってジュースを買った。しかし、返す返すも腹が立つ。
プライベートな時間は邪魔されたくない。意味の無い時間になりそうならば余計にだ。

店の昼間の様子
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写真は翌日夜に食べた魯肉飯小25元湯米粉35元
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愛想の良いお兄さん
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お客さん
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陽春麵35元
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

賀田組開拓紀念碑

  今日は数日前にあきらめた鯉魚潭を通って豐田站周辺を見学しに行こうと思う。まずは通り道にある吉野拓地開村紀念碑と吉野神社鎮座紀念碑へと向かう。吉安中山路(九丙線)を北西に進み、吉安路をとの交差点を過ぎる。すると一つ目の十字路左側に慶豐市場がある。この建物の裏に二つの記念碑がある。(吉安路を背中にとると、慶豐市場は左手。その更に左側ということ。十字路で止まるのでは無く一旦慶豐市場の建物を通り過ぎて、建物向かって右側から進入したほうが入りやすい)

こちらと…
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こちら。書いてある文字はネットで探せばいくらでも出てくるので位置が
わかる写真を載せてみました。
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これが建物向かって左手にあります。もちろん
ここからも行けるのですが、いつまで空き地のままで
あるかもわかりません。なので反対側から
入った方がよいと思います。
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車が停まっているところから進入するわけです。
その時に車があるかどーかはわかりません。
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  時間がないので、写真を数枚取り、次は鯉魚潭を目指す。前回自転車で向かった時は、えらく遠く、途中で断念した道が、嘘のように短く感じる。あっという間に鯉魚潭に着いた。湖を一周しようとしたところ、バイクでは進入出来ないらしく、さっさと移動開始。

自転車で来た時にここで断念した。9丙線。ここまであっさりと来てしまった。
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仁壽橋の手前にある西寧寺
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鯉魚潭。はい、タダノミズウミデス。
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レンタル自転車もあります。
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湖畔のお店。私は余程理由が無い限り
観光地では食べません。
観光地には美味い物なしと思っております。
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  その次は賀田組開拓紀念碑のあるところを目指す。九丙線を元来た道とは反対に進むと九号線にぶつかる。そこを左折。すると一キロほど行ったところに大學路一段があるので右折する(右側に台糖加油站あり)道なりに進むと十一丙線に交わるので(右側にセブンイレブンあり)そこを戻るように右折。そして一つ目の信号(右側に薄いピンク色の建物あり)を左折すれば吳全城遺址がある。

上に記述した通りの道順ならこの建物が右側にあります。
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そして、曲がってまっすぐ進んでくれば右手前に雑貨屋があります。
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ここに賀田組開拓紀念碑があるのだが、どこにあるのか直ぐにはわからなかった。
  結論から言えば、進入してきたその道を突き当たりまで行った左側にある。十一丙線から六〇〇メートルぐらいだ。まさかそんなに素直にあるとは思わなかったので、右往左往してしまった。

賀田組開拓紀念碑の入口側から撮った写真。
車の後方左側に雑貨屋があります。
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入口
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賀田組開拓紀念碑
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車がなかなかしぶいので撮影!
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広場に集まっているおじさん、おばさんに「バイクのライトがつきっぱなしだぞ!  」と声をかけられ「昼間でも危ないから点けているんです」と答えたら「そんな危ないわけないじゃないか~」と言われたしまった。
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この辺だけを走っているのならご尤もだ。

さてこれは何処にあるのでしょうか?
※正解しても何も起こりません。
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思いの外、”駄目駄目”だった鳳林站

  次は壽豐站近くにある中山公園に向かう。ここは日本統治時代、寿社と呼ばれていた。ここ花蓮に来る前に、もっとこの地の歴史を調べておくべきだったと本当に後悔している。ネットがある現代だからこそ、こうやって現地に来てからでも調べて行くことが出来るが、当時の時代背景、関連性が分からないので、各地を見に行っても「点」でしか無い。「線」となって頭の中でなかなか繋がらない。ただ、見に行ったと言うだけなのだ。興味を持って調査した後に、訪れていれば何を見るか、何を撮るのか、何処に行くのかも異なっていたはずだ。残念でならない。ここにいる間に出来るだけ「線」に近づけるよう努力しよう。

中山公園
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壽豐站
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駅前にいたカメラっ娘
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  壽豐站のひとつ隣の駅、豐田站に着く。壽豐站から九号線を二,三キロ南下し線路をくぐるように、左折。そして直ぐに左折すると左側に豐田站がある。その駅を背に中山路を進むと民權路にぶつかる、そこを右折。鳥居をくぐってまっすぐ進めば碧蓮寺がある。ここもかつては豊田神社と呼ばれた所だ。灯籠が多く残っていたが、文字は消されていた。雲行きが怪しくなってきたので、先を急ぐ。

豐田站
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豐田站の駅前
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上に写る道をまっすぐ進めば、右側に鳥居が見つかります。
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  とにかくお腹が空いた。鳳林站に行って食べようと思い駅前まで来たのだが、ろくな店がない。どれもこれもやる気があるような店が見当たらない。時間は正午。閉まっている店がたくさんある。檳榔売りと食事処が一緒になっているところが多くある。嫌だ、入りたくない。仕方なく九号線を更に南下して、林田山林業文化園に行くことにした。下調べの段階では萬里溪橋を渡って左側にある台灣中油站を過ぎると林田山林業文化園區の標識があるはず。
橋を渡って直ぐの所にセブンイレブンがあったので、やむなくそこで昼食。店内に席が三〇席ほどあった。

鳳林站
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萬里溪橋を渡ってすぐにあるセブンイレブン。
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光復鄉にある自強外役監獄の案内看板。
なが~~い道の先にあります。
行って見たかった…
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大富站の駅前
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プラットホーム
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ここから道に迷った。九号線を更に南下したのだが、一向に標識が見つからない。調べてあるので「そんなわけは無いはず」と思いつつ、進んで行く。前日にこの道を通っているから、どんどん瑞穗に近づいていることもわかる。
  ついに瑞穗の温泉街への入口まで来てしまった。そのまま温泉につかって戻っても良いのだが、山に近いせいもあって、雨が今にも降り出しそうであった。戻らざるを得ない。
  昨日、玉里から戻ってくる時に警察に止められた事を思い出した。詳しい場所は忘れてしまったが、九号線のこの付近だった。何をしていたのかは解らないが、赤い旗を出されて呼び止められた。日本人だと解ると、しきりに日本語の単語で話しかけてきた。免許を見せてくれといわれ、JAFで発行された書類を見せると、
「オーケー、気をつけてね」と声をかけられた。検問だったのだろうか。
  かなり南下して来ている。戻るのに時間がかかりそうだ。スピード違反を取り締まるカメラが結構あると聞いた。あまり無理はできない。じれったい思いをしながら運転していると、オイルランプが点灯していることに気がついた。
「ああ、これじゃ、借りる時安くなった分は全部取り戻されるな」
  道端に立っていた警官にランプがついているが、どうすればいいかを聞いた。
「スタンドでは駄目ですか」
「駄目だ、バイク屋に行かなくては。恐らく二〇〇元から三〇〇元の間だよ。彼らも商売だから、必ず直してくれるよ」
「バイク屋は近くにありますか?  」
「この先をまっすぐ進むと駅前にあるよ」
「ありがとうございます」
  まっすぐ進んだ先は光復站だった。駅前通に入ると、間もなく光陽機車(KYMCO)の看板が見つかり、そこでオイル交換を頼んだ。
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すもうの南台湾ちゃんぴおんだったおじさん
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おじさんの両隣はモンゴル人。
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「KYMCOの純正オイルだから心配ない」おじさんは日本語で話してくれた。二五〇元。
  作業を終えると
「ちょっと中に入って来なさい」と中に案内された。壁に掛かる新聞記事を指さし
「昔、相撲をやっていたんだ」と自慢していた。記事には南台灣摔角王と書かれている。今年六十五歳だという。檳榔とタバコを勧められたが断った。
  肝心な事を聞く。
「林田山林業文化園に行きたいのですが、どうやって行けば良いですか?  」
「ここから十キロぐらいで入口があるよ」
「そうですか、ありがとうございます」日本語でお礼を言った。

  一〇キロというとちょうど萬里溪橋を渡った辺りだ。そういえば、あの辺り、道を拡張していた。もしかしたら古い方の道があったのかも知れない。綺麗になった道はちょうど橋の手前で終わっている。そこに先ほどよったセブンイレブンがあった。
  セブンイレブンの駐車場を横切り、向こう側の道を覗いてみると標識がそこにあった。
「かなり暗くなってきている。どうする、このまま帰るか?  それとも見に行くか?  」

  バイクは明日の朝、返却しなければならない。今度、バイクを借りる時は、日月潭に行くつもりなので、方向が真逆である。
「よし、行ってしまおう!  」
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  行って良かった。数多くの日本式家屋が残っている。未だそこで生活している人々がいるようだ。迷惑をかけないように小道に張り込み、写真を撮る。この施設の周囲にも草などに埋もれながら日本式家屋が残っていた。ここも時間を作ってゆっくり再訪してみたい。
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

最高!

  部屋を出て中山路を海へ向かって東進する。途中で十一号線になり、花蓮大橋を渡れば海岸線だ。良い天気、景色は最高!  南国に来た気がする。日本にもこのような景色の場所があるのだろうけれど、私はいったことがない。視界に余計な建造物がないのもいい。花蓮大橋から海岸線を一〇〇キロ近く走り、玉里公路で玉里站まで行く予定。この十一号線、時々、山を登るルートに入る。これが単調な海辺の路に変化をもたらせる。
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伝えたいこの感動を……
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芭崎瞭望
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  玉里公路まで一気に走った。二時間かかったが、途中で写真を撮っていなければ一時間半ぐらいの距離。三十号線の看板が見えたところで右折、玉里公路に入る。
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途中、安通に温泉がある。今回は寄らずに通り過ぎ、最初の目的地南安瀑布に向かう。玉里大橋(九号線)を東から渡り、三十号線を左折して、そのまま道なり。三十号線との交差点から約十キロ。数人が柵を越え、滝が落ち込むところで水浴びをしていた。来た道を引き返し、駅から垂直に延びる道路、右側にある『馬蓋先美食』で昼食。玉裡面を食べたが、何が特徴的なのかまったく解らないが、味はまずます。
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南安瀑布
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馬蓋先美食
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玉裡麵
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ちょっとぼけてます。すみません。
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  駅の裏にある玉里神社に寄った。場所はわかりやすい。駅を左手にとり、まっすぐ突き当たりまで進む。ぶつかったら左折。線路をくぐってまっすぐ行くと路が三本に分かれる。そこを西邊街、つまりもう一回左折。すると直ぐに鳥居と看板が眼に入った。
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玉里站の前に泊まるタクシー
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駅の中
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  奥まで登っていくと清掃している方が一人いた。簡単な会話を交わし、次の目的地、赤柯山へ。これが遠かった。赤柯山への入口まではたいしたことは無い。九号線を北上し、川にかかる一本目の橋、高寮大橋を渡って、一九三号線をまたいでまっすぐ行けばいいだけ。ここからが長い。

駅から赤柯山に向かう道の風景
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「もうわかったよ~」って言いたいくらい、しつこいように
現れる看板!!
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こんな道の連続です
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道の途中の風景。写真で見るよりもっとすごいです。(技量が無くてすみません)
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  距離はそれほどないのだが、道が細い上に、カーブの連続。ペースが上げられない。最初の分岐点まで登るのに二十分かかった。そこからはバイクで細かい道は入っていかず、ぐるりと一週。確かに絵になる風景だ。花が咲いている時にもう一度訪れたい。

もし花が咲いていたら……
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  帰り道、瑞穗の虎爺溫泉會館で一風呂浴びた。一人二〇〇元。ネットでは一八〇元となっていたがぼられたのだろうか?
  受付の裏に進むと更衣室がある。そこで水着に着替え入浴。更衣室の入口に金の帰戻ってこない小さなコインロッカーがある。この辺り一帯が温泉地で宿が点在している。ただ見たところ、宿の選択を外した時、食べる物に困りそうだと感じた。
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南部方面へのルート
 
  中山路を海安路方面へ向けて道なりに進む―南濱路との交差点に加油站有り、給油―花蓮大橋を渡る―突き当たりを左折、11号線方面へ(豐濱方面)-親不知子斷崖―長虹橋-石梯漁港―ずっと道なり―和南寺―十八號橋溯溪へ可能であれば寄る―「歡迎蒞臨長濱鄉」と書かれている停車場を過ぎたら次を右折―玉長公路(30号線)をひたすら道なり※もし通れなかったら長濱鄉方面へ引き返す(11号線)新長紅橋を渡ったら左折して9号線方面へ向かう(瑞穗方面)9号線へ出たら左折して玉里方面へ※―玉里公路をはしていると安東溫泉區がある― 30号線を抜けて、そのまま9号線に入り、進むと大きな二股が現れる。それを玉里大橋方面へ進む(直進)加油站があるので給油―そのまま忠孝路、大同路と道なりに進み南安瀑布がある方面の30号線へパイロン通りの道なりに進む―中山路を跨ぎその先、仁愛路へ―麻吉という看板がある交差点左折―30号線をそのまま道なり南安瀑布へ―来た道を戻る―仁愛路を中山路へぶつかるまで道なり―玉里火車站を見学―協天宮と玉泉寺を見学―玉里神社を見学―9号線に戻り、北上―高寮大橋方面に向かい赤柯山を見学―再び9号線へ戻り、北上―三民站を見学―三民站を過ぎ(標識有り)ずっと道なりに進んでいくと、瑞穗火車站の手前に民權東路との交差点がある、そこを左折。すると、溫泉路に交わるのでそれをそのまま道なりにいくと紅葉溫泉旅社がある。

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紅葉溫泉旅社 瑞穗溫泉山莊 虎爺溫泉會館
※入浴料は時と”バアイ”によって変わるかもしれない。直近の情報を入手することを薦めます。

台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

125ccを三日、1000元で借りる

  朝六時に起きようと思ってのだが、七時になってしまった。前日、遅くまでコースを練っていたので、寝るのが遅くなった為だ。バイクは三日間借りるつもりなので、なんとしても借りる前に予定を立ててしまいたかった。
  八時半頃、東林機車に到着。老闆がいたので「先週、ここに来て約束したバイクはありますか?  」と聞いたところ、無いという。なら三五〇元のバイクはあるのかって聞いたら、あるのは一日四〇〇元の一二五ccしか無いとの返事。本当に困ったものだ。
「何日借りる?  」と老闆が聞いてきたので、
「三日借りるからまけてくれ!  」と頼んだ。
  交渉成立。三日、一〇〇〇元で借りられた。
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  店を背中に、花蓮站を右手に見て左に進み、次の國聯二路を左折して國聯四路とのT磁路にスタンドがあるので、そこで給油。予定通り、花蓮市中山路から右折して中央路四段に入り、新生橋を渡って九号線へ。道なりに北上していけば八号線とぶつかり、その八号線を進めば太魯閣の入口、東西橫貫公路牌樓がある。今回は八号線に曲がらず、先に太魯閣大橋を渡って更に北上し、和仁火車站まで行って引き返してきた。清水斷崖を見るためである。

  行く前は「道が綺麗に整備されていなく、ガードレールの類いが無かったら危ないな←そんなわけないだろうけど」と思っていた。しかし、実際に通ってみると、それほど危険でもなく、安心して通行できた。

太魯閣大橋
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途中まで併走していたライダー
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写真に現れないんですよね……すごさが……へたくそでごめんなさい。
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  ただ、昼間に近づくに連れ、観光バス、砂利を積載したトラック、それから乗用車が多くなってくると少し走りづらい。観光で来ている車は絶景ポイントを探しながら走っているので、車間距離さえとっていれば、それほど危険では無いのだが、地元の車両は猛スピードで走り抜ける。この車達カーブで追い越しをかけてくるので十分注意が必要。
  清水斷崖は結構近い。花蓮站から五〇キロ程度。一時間もあれば十分にいける距離だ。和仁站から引き返す。
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この写真結構好きなんですが。ちっちゃく列車が移っているの解りますかね??
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先のほ~~にあるのが和仁站(だと思います。目をこらしてもみえません)
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  次は太魯閣だ。太魯閣大橋を左手に見ながらまっすぐ進む。すると錦文橋を渡った左手に東西橫貫公路牌樓がある。とりあえず戻ってきた時に写真を撮ればいいので。右折して天祥を目指す。

遠くに移っている橋を渡った左側に、いわゆるタロコの門があります。
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  最初は長春祠に。駐車場まで行った。観光バスがたくさん止まっている。ここで歩いて見学している時間はない外観だけ写真に収め先に進む。

長春祠(真ん中すごい奥!)
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白い橋を渡って行くようです。
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寧安錢  カップルしか楽しめない場所だと思います……
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安全帽を貸してくれるところ(いや有料かも。わかりません)
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  次に向かったのは布洛灣遊憩區。入口まで来るとバイク、乗用車で来ている観光客は皆素通りしていく。
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「たいした事ないのかもしれない」と思いつつも、バイクで入っていけそうなので突入。八号線から五キロほど入ったところにある。やはりここも歩かなければならないらしい。駐車場を
一廻りして八号線へ戻る。

こういう所でお茶を飲める余裕のある旅をしたい
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三カ所目は燕子口だったのだが封鎖中だった。
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  靳珩公園を通りすぎ、一気に天祥まで進んだ。ここでトイレ休憩。大きな駐車場と食事処、確か銀行か郵便局のATMもあったような気がした。
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天祥
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  この先の文山溫泉が、現在どうなっているかが知りたかったのだが、知らない間に通り過ぎ、回頭灣まで来てしまう。そこに蓮花池及梅園竹村步道の入口があった。付近にはバイクと車が少なくなく停車している。
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「せっかく来たんだ。一度ぐらい歩いて入ってみるか。吊り橋もあるようだし」
  この道。本当に危ない。所々、崖側に柵が無く、その先は百メートル位の崖。吊り橋までしか行っていないのだが、道幅も細いところは二メートルぐらい。
  途中、欧米人の家族とすれ違った。子供を携えてよく来るものだ。バイクにも背後から追い抜かれた。これには正直びっくりした。今考えてもぞっとする。(高所恐怖症です)

あんな公園の柵程度のもしかありません
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無理です。私には……
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柵の下はこんな感じ。伝えたい……この恐さを。
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東西橫貫公路牌樓
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立霧溪口

  回頭灣から埔里の方まで非常に行って見たかったが、来週にしようと断念。来た道を下り始めた。登りはあっという間だったが、下りは時間が長く感じる。景色の色が単調なのだ。季節が違っていれば、木々の色が今と違い景色も映えていたかもしれない。
  東西橫貫公路牌樓に戻る。時間は午後一時。門の前は観光客だらけ。今年六月六日か端午節なので休日なのかもしれない。数人、昼間なのに三脚を使って撮影しているのには少し驚いた。それも一眼ではなく、コンデジでだ。最新のデジ一眼では、夜でも手持ちで撮れるのに。
  そこから少し進むと右側に新城村の標識が現れる。そこを左折して道なりに進む。途中、小川の横を通る。突き当たりまで行き左折。そのまま進めば河口付近に出られる。このあたりが立霧溪口というのだろうか。ネットで探して来たので詳しくは解らなない。だが景色は良いところだ。

この道を道なりに進むと立霧溪口だと思われるところにつきます
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わぁ~~~って感じなんですよ、実際は。
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釣り人
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  新城にあるお宮に寄って九号線を新生橋も渡らずに南下。道なりに進めば松園別館の下の通りに出る。今日も『十一街碳烤』に寄って食事。明日は玉里へと向かう。

七星潭の標識(ひっそりとあります)
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新城鄉廣安宮
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保安宮
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事前に作った大まかなルート(スタンドはグーグルマップで事前に調べてから行った)

地図を見ながら走りたくないので、最低限曲がらなければいけないとこだけを
書き出しています。遠回りのところもあると思います。あしからず。

花蓮出発―花蓮站の方向に出て左折―中山路を右折―花蓮站を背中にとり右折、中央路を進む―新生橋を渡って左折、9号線を北上―途中、北埔站を見学―途中、景美站を見学―ずっと道なりに進んで線路を越えたら右折―太魯閣大橋を渡る―宜蘭方面へ―途中、崇德站を見学―再び9号線へ戻り北上―清水斷崖(花蓮から三〇キロ)―左手に太魯閣大橋を取り、そのまままっすぐ西進―太魯閣(東西橫貫公路牌樓)-天祥-来た道を戻る。東西橫貫公路牌樓をまっすぐ進む(8号線)―右側に新城村の看板あり、そこを左折―道なりに海岸に向かって東進―景色の良いところを探す―立霧溪口-南に進み博愛街を右折―新城老街―再び9号線を南下―川を渡り、左側に七星潭の標識あり、そこを左折し海安路へ(193号線)―6個目の二股を右に進む―新城鄉廣安宮―再び9号線に戻り右側に保安宮の看板があるところ(嘉里二路)を右折―新城保安宮―七星潭風景區―帰宅

台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

明日からの準備

  明日からのツーリングの為、花蓮市內に買い出しに向かった。最初はLUMIX、DMCLX5のバッテリーと互換性があるバッテリーパックを探した。
しかし見つからず。LUMIXは売っているのを何店かで見かけたのだが、予備のバッテリーパックも置いていなかった。ないものはしょうが無い。次はグローブ、カメラケースだ。グローブは二五元。高いのを買って失敗すると嫌だから一番安いので良いということで購入。結果的には案外使えた。カメラバッグは一〇〇元。
 
「あとは上着が欲しいな」

  そう思い、中山路から『公正包子』を左手に取って入っていった突き当たりの左手前にある衣料店へ行った。

相変わらず混んでいる『公正包子』
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タクシーで乗り付ける観光客
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近くではないが連日混んでいる店。この手に興味が無いのでまったくワカラン。
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これは中華路から『公正包子』の通りに抜ける道。この道の先に服屋がある。
店の名はしらん。
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  どうせ台湾にいる間に使う物、それほど高くなくていい。物色していると店のおばさんが
「こっちにも別のものがあるよ!来てごらん!  」と言って手招きをするので奥まで入り込む。長袖のシャツを指さしながら、
「これは綿で作られているから着心地が良いよ」と言う。
  私としては、雨が降ってきた時、少し寒くなってきたとに着られる物が欲しい。店頭にかかっているブルゾンを指さし
「あれは幾らなんですか?  」と聞いた。
「ちょっと待って」と言いながら、高い所にかかっている服を棒で降ろし、値札を見る。四九九元。

「もう少し安いのはない?  」
「ないよ、この値段でブルゾンなら安いよ」

  納得し、お金を払った。その時、おばさんのお母さんと思われる人が突然話しかけてきた。最初は何を言っているのかわからなかった。すると日本語で「日本人ですか?  」と問われた。「そうです」と答えてから、三〇分ぐらい日本語で話した。原発のこと、お母さんが大阪に住んでいたこと、この間の東北大地震の時、涙したこと、今の日本の若者の日本語が変化してきている事など。とても流暢な日本語で話す。途中、おばさんが加わるので中国語を交えて日話すと、お母さんは「私は中国語があまりわからない」と言っていた。
  今、何処に住んでいるんだと聞かれて、場所、家賃等を話すと
「すべて家具が揃っていて、自転車を貸してくれ、短期で貸してくれるのなら、それほど高い家賃ではないよ」
 と言っていた。
  食事は『十一街碳烤』にて碳烤香酥豬排飯七〇元と幹米粉をとった。早めに帰宅して明日からのコースを考えなければならない。
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

乾燥剤の効果

  昨日買った乾燥剤をカメラバッグの中に入れてみた。するとSDカードを認識しなかったIXY800isが普通に動く。これには驚いた。そういえば買いに行った時、様々な種類の乾燥剤が売られていた。この地では誰しも同じような悩みを抱えているのだろう。
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重慶路

食事の為に外出した。中華路から市内へ向かうのは厭きた。先日、失敗した中山路から行って見よう。吉安鄉吉興一街から中山路にでる。そこを左折。右側には199、左手には黃昏市場がある。その次の信号をセブンイレブン側(左側)に向かえば中華路、トヨタのビル側に向かえばそのまま中山路だ。まっすぐ進むと踏切があり、その先が二股に分かれている。交通量が非常に多い、この地点、信号が無い。夕方、帰宅ラッシュの時など、よく事故が起きないなと思うほど混乱を極めている。(前回も話した)どうもこの花蓮では、直進より左折の方が優先のようだ。というより、せっかちだからみんな飛び出して来てしまう、だから、先に行かせざるを得ないといった状況なのかもしれない。

  その二股を左へ。仁里五街、仁里三街と続き、中正路にぶつかる。ここを左折しなければいけないのだが、いつも右折してしまうのだ。その中正路を道なりに進むと和平路との交差点がある。そこの右折。そして、重慶路との交差点を左折する。和平路をまっすぐ進めば、南濱公園がある。左折し150メートルぐらい行った左側に『黑椒餡餅』がある。
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この路が好きで良く通るのだが(交通量が少ない)本当に毎日、三時間ぐらいしか営業していない。この店は油をあまり敷かないで焼く。あの鍋に秘密がありそうだ。ともかくも美味い。一個十元は安い。

  そのまま進めば石藝大街、ここで阿美族の踊りが見られる所(無料)。さらに前進すると、花蓮市の中山路にぶつかる。そこを左折して少し行ったところ右側に『十一街碳烤』がある。
食事後、花蓮市中山路と重慶路との交差点近く、花蓮客運花蓮總站の所にある花蓮鐵道文化館を見学。

本日の食事:白飯10雞酥塊30湯黃麵40A菜小30全部で110元
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花蓮鐵道文化館
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盗撮をしていると……
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笑顔でポーズを決めてくれた少年♪
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コンクールが行われていた
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展示してあったもの中にマクセルのテープが……
ちなみにここには日本が統治していた時代の写真も数多く展示されています。
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やはり、このような資料館はある程度の知識がないと、本当の貴重さがわからない。何枚か写真を写し、花蓮市中山路を先ほどの『十一街碳烤』の方面へ向かう。中正路との交差点を右へ。緩く長い坂を上りきる辺り左手に松園別館へ続く道がある。ついでだが右側も景色が良いところだ。
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松園別館とは日本統治時代、高級官僚の休憩所となっていた場所。付近には重要施設が集まっていた。
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二階から撮影。赤い橋は菁華橋。つまりここから日本人町が一望できた。
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まったく趣がなくなっている二階の一室
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この日も観光客がたくさんいた。殆どが香港からの観光客だ。松園別館も去年に比べ綺麗になっていた。去年ここに見学に来た時は、所々、歩道の板が抜け落ちていたり、裏手が整備されていなかったりしていた。その時、『公正包子』に行きたくて、市内へ続く緩い坂を汗だくで歩いていたのを覚えている。途中で我慢できなくなりタクシーを捕まえたら、運転手が「こんな炎天下の中、歩いていたら病気になるよ」と言われた。確か三十七度ぐらいはあったかと思う。
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自転車で気分良く来た道を下っていくと美崙溪にかかる橋の手前、左側に日式の家屋がある。三級古蹟に指定されている將軍府(美崙溪畔和風宿舍)という場所だ。一九三〇年(昭和5年)に建てられ、花蓮に配属された中村大佐が住んでいた。
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  何件かある建物の一つに、ジオラマがあった。「どうぞ中へ入ってください」との声に誘われ、上がり込む。三人いるうちの一人が片言の日本語でいろいろと説明してくれた。このあたり一帯に日本人が住んでいて、街が形成されていたという。説明の最中、大きな寺院を見つけた。
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聞けば当時の建物は残っていないが、同じ場所に寺院があるというので、見に行ってみた。この寺院は台湾の紹介文によると、日本人が花蓮に住み始めた頃、塩水港精糖株式会社の社長、荒井泰次が明治四五年(一九一二年)台北にある臨済護国禅寺の梅山玄秀を開山の為、礼聘し長年の努力の結果、大正八年(一九二〇年)三月花岡山に大樹山東台寺が落成した。この当時、近くに浄土宗大観山浄光寺というのがあった(大正五年落成)。
  敗戦を迎え日本が台湾から撤退した後、玉蓮寺(現在の進豐街九八號、聖天宮敵軍廟)の張六妹という人が東台寺と浄光寺を接収管理し、一九四七年(昭和二十二年・民國三十六年)、正式に二つの寺を合併し名を東浄寺と改めた。その後一九五一年(昭和二十六年・民國四十年)十月二十二日の花蓮大地震で倒壊。現在の建物は一九六三年(昭和三十八年・明國五十二年)に建立された。

東台寺 ごめんんさい何処で写真を拾ったのか解らなくなってしまいました。反省……
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それでこれが浄光寺
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くっついて東浄寺
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付近の日本式家屋
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  なるほど見晴らしが良いところに位置している。その寺院の周りには、日本式建築と思われる家屋が今でも多く残っている。

現在の東浄寺
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  帰り路、石藝大街のお土産に寄った。どうせ高いだろうと思いながら値段を聞いてみるとやはり高い。今年正月澎湖でかった印材が倍の値段で売られていた。和平路を左に曲がり南濱公園へ。まだ早かったせいか数店しか営業していなかった。香蕉牛奶を買う。サイクリングロードを南に進み、吉安站を見て帰宅した。

めっちゃ高い印材。
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南濱公園
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花売りの少女
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吉安站
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

阿美文化村

  房東に教えられた阿美族の踊りが見られる場所と、阿美文化村の場所が違う。房東は無料だと言っていたが、阿美文化村はネットで調べると見学料が二〇〇元かかるとなっている。GoogleMapで掲載されている住所を入力し、ストリートビューで確かめると、確かにそこにある。時間もある、いってみるか。

部屋を出て中山路を南都に進むと直ぐにある『カオス状態の踏切』事故が起きないのが不思議!
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電車が来たので撮影
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  中山路三段から一段に向けて走っていると、途中で十一号線(海岸路)に切り替わる。そのまま道なりに南海四街を左に曲がり、南濱路を超え、とにかく海の方を目指して進む。すると右側に屋根が見えた。

途中にいた牛
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こんなもんじゃ無いぞ!ウシ!
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この場所の奥の民家に『牛肉麵』の看板が転がっていたのでネタで
写真撮って「この牛たちはこれになってしまうのか…」なんて
しようと思ったら、たくさんの犬に追いかけ廻られる。コぇ~~
逃げまくってしょうが無く通った水たまりが下の写真。
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  こんな辺鄙な所で毎夜やっているのだろうか?  何も知らずにホテルから、ここへ連れてこられたら、為す術がないだろうに。
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房東が言っていた無料の所は石藝大街の場所だ。花蓮市の重慶路と博愛街の交わる交差点。近くでは昼間からガンガン、カラオケの歌が聞こえてくる。

  話しがはずれるが、大きな通りの脇には檳榔の店がやたら多い。平均したら恐らく二十メートルに一軒あるのでは無いかと思えるほど。何処でも同じような店構えでやっているので道標になんかならないし、却って道に迷う時がある。これほどたくさん店が有って商売やっていけるのだから、余程、客も多いのだろう。しかし、吐き捨てたりしているのを見ると、なんとはなしに、がっかりした気分になる。

  阿美文化村を背にし、北上していると海岸への入口が見えた。右に折れ少し休む。高い空と海の眺めは最高だ。道に戻り少し行くとサイクリングコースの入口があった。
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「どうしようか」

  あらかじめ調べていた道から外れると、道に迷いそうだ。昨日、実は道に迷った。市内から戻ってくる時、道を一本間違えて戻ってきたのにも関わらず、近道をしようとし、見知らない場所へ飛び込んでしまった。今日、阿美文化村に行く時、迷った道を辿っていることを知って、すぐのことなのに、懐かしささえ覚えた。
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  結局、高い空と青い海の誘惑に負け、サイクリングロードを進み始めた。花蓮市と吉安鄉の間に流れる川の河口まできて、再び南濱路に戻る。

黄昏れている人
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えっ!?まさかね…
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サイクリングロードの途中にあった『完全迷彩基地』。間違いなく上からでは
家とはワカラナイカト。横からだってワカリヅライ!
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  そのまま進めば南濱公園だ。行った時は皆が夜市の準備に取りかかっているところだった。
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南濱公園から見た先ほどの船
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  正門からまっすぐ伸びる和平路をまっすぐ重慶路へと進む。あの安くて美味しい『黑椒餡餅』のあるところ。花蓮站近くのレンタルバイク屋へ交渉しに行かなければいけないので、重慶路を花蓮市の中山路方面へ曲がる。相変わらずカラオケが喧しい。

  先日交渉したレンタルバイク屋『一路順租車』は二十四時間で四〇〇元。その後ネットで他には無いかと調べていると、悪い噂をネット上で見つけたため、他の所を探していた。すると一〇〇CCで二十四時間三〇〇元というのがあった。日本人のブログから見つけたので、恐らく貸してくれるはずだ。一〇〇元は大きい。三日借りれば差額が一日の食費になる。
  話しを元に戻す。中山路を左に曲がり暫く進むと、右側に落ち着いた雰囲気の店がある。客は二、三人だが、何か違う雰囲気を醸し出している。

「入ってみるか」

  注文用紙に書き込み、店員に渡す。碳烤豬肉飯と湯米粉。店員に「二つで良いのか?  」と何度も聞かれる。私の後に、観光客らしいアベックがやってきた。有名な事は間違いない。
  店員の言うとおり量はかなりあったが、ぺろりと平らげられた。美味い!  肉のタレがとてもいい。ちゃんと炭で焼いているようだ。スープも出汁がきっちり出ていて申し分なし。碳烤豬肉飯の付け合わせも全て合格。白飯の味は仕方が無いにしても、これはいける。部屋に戻り、調べたところ地元で有名なところだという。店名は『十一街碳烤』。

二つで110元(碳烤豬肉飯70湯米粉40)
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  久々に美味い物を食べた。駅前にある東林機車へと向かう。向かう途中、去年迷った國聯路七星集養生館周辺を通った。あの時は夜九時頃、泊まったホテル洄瀾客棧からタクシーでこの辺りまで来た。当初私はタクシー運転手に中華路の店に行ってくれと言ったはずなのだが、ここに連れて来られたのだ。マッサージが終わり、近くにあるはずの『公正包子』を探すのだが、何故か見つからない。それで散々歩いてやっと自分が違う場所に、いることに気がついた。

  東林機車は直ぐ見つかった。駅の正面の通りの入口にある。自転車を止め、店前にいるおじさんに話しかける。老闆だろうか。あらかじめネットで調べて撮影しておいた価格表を見せ
「これを借りたいのだが」というと今は無いという。
「来週の月曜日から三日借りたい。大丈夫ですか」
「おおそれなら大丈夫だ。朝八時から営業している。ところで、あなたは韓国人かそれとも日本人か?」
「日本人です。借りる時自転車はここに置いていってもいいですか?  」
「オーケーだ」
  交渉成立。あきらめないで調べてみるものだ。時間があるから可能であるけれども。

阿美族の踊りを見に行く

  午後七時半過ぎ、石藝大街の阿美族の踊りを見に出かけた。着いた頃、ちょうど一つのプログラムが始まる所だった。一〇分ほどの踊りを見た。ガイドが欧米の観光客をしきりにステージへあげようとしている。お金がかかるのだろうか。わからない。とばっちりはご免、早々に辞し、もう一度『十一街碳烤』へ行く。八時半頃だったが店仕舞いの様子。愛想の良い小姐が「何にしますか?  」と声をかけてくれる。昼間頼んだ碳烤豬肉飯を注文したところ、肉は雞腿しか無いという。せっかくだ、食べてみよう。
  帰りがけ、小姐に「どこから来たのですか」と、聞かれ「日本です」と答えた。小姐は飲み物を一本サービスしてくれた。今日は良いことがたくさんあった。
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おまけ。ちょーまずい梅子綠茶。なぜ買ってしまったのかがわからい。
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台湾短期滞在55 『台湾短期滞在目次』

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